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Charlotte is dead
乾いた真昼の月
読みかけ閉じたままの本を
また開く頃にきっと光りだす
忘れる数分前の言葉
画面の向こう側 疲れた目で観ていた
映像には描ききれないほどの空
悲しいことで滲まないように
流れ出すぼやけた星の粒が
気付かれまいと急ぐように 尾を引いていく
誰かの願いを乗せて
その幸せへと想いを馳せて消えた
平凡な日々の上に横たえる頭が望む
彼方、上の世界へ浮かびあがる
結いだ髪が解けるように吹いた風に
ふと目を開けば
遥か深く根差したこの身体も
塞き止められた感情も理性でさえ
思い出せなくなるような広い夜空の隅
飛び発つ夢を見てた
流れ出すぼやけた星の粒が
気付かれまいと急ぐように 尾を引いていく
仮初めの器を捨て
いま わたしも 消える
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